制御盤テクニカルライブラリ
用語集
ハーネス加工とは?制御盤製作との関係
制御盤製作を検討していると、「ハーネス加工」という言葉を目にすることがあります。
しかし、ハーネス加工が具体的に何を指し、制御盤や機体配線とどのような関係にあるのかは、初めて関わる方には分かりにくい部分です。
本記事では、発注担当者の方に向けて、ハーネス加工の概要と、制御盤製作・機体配線との関係性を分かりやすく解説します。
ハーネス加工とは何か
ハーネス加工とは、複数の電線を用途に応じてまとめ、あらかじめ使いやすい形に加工することを指します。
電線の両端に端子やコネクタを取り付けたり、長さをそろえたりすることで、現場でそのまま接続できる状態に仕上げます。
ハーネス加工の目的は、次のような点にあります。
・配線作業を効率化する
・接続ミスを防ぐ
・配線品質を安定させる
発注者の立場では、「ハーネス加工=電線を部品として完成させる工程」と理解するとイメージしやすいでしょう。
制御盤製作・機体配線との関係
ハーネス加工は、制御盤製作や機体配線と密接に関係しています。
制御盤製作との関係
制御盤の内部には、多くの電線が使われています。
これらの配線をすべて盤内で一本ずつ加工・接続すると、作業時間がかかり、品質のばらつきも生じやすくなります。
そこで、制御盤で使う配線の一部を事前にハーネス加工しておくことで、
・盤内配線作業がスムーズになる
・配線ミスや手戻りを減らせる
・全体の製作効率が向上する
といった効果が期待できます。
機体配線との関係
機体配線とは、制御盤と機械本体、センサー、モーターなどを接続する配線作業を指します。
この機体配線でも、ハーネス加工された配線が使われることがあります。
例えば、装置の可動部や複数の接続先がある場合、ハーネス化された配線を使うことで、現場での配線作業が簡略化され、接続の確実性も高まります。
つまり、
・ハーネス加工:配線を使いやすい形に準備する工程
・制御盤製作・機体配線:それを組み込み、接続する工程
という関係にあります。
まとめ
ハーネス加工は、制御盤製作や機体配線を支える重要な要素の一つです。
発注担当者が製造工程の詳細まで理解する必要はありませんが、「ハーネス加工は配線を部品化し、作業と品質を安定させるためのもの」という役割を把握しておくことが大切です。
制御盤製作や機体配線の話が出た際に、ハーネス加工の位置づけを理解していれば、仕様確認や相談もよりスムーズに進めることができます。
まずはお気軽にご相談ください
制御盤.proでは、制御盤製作・ハーネス加工・機体配線を 単品から一括まで柔軟に対応しています。
「新規ライン導入でフルセットを依頼したい」
「制御盤だけ製作してほしい」
「ハーネス加工を短納期で追加したい」
など、状況に合わせた最適なご提案をいたします。
図面や仕様書があればスムーズに対応可能です。まずはお見積り・ご相談からご連絡ください。
